解説

  • my bag
  • 直訳: 「私のかばん」
  • スラングとしての意味:
    • 「私の得意分野」「私の好み・性に合うこと」を指す表現。
    • 「That’s my bag.(それは私の得意分野だ)」のように使われます。
    • 1960年代以降のアメリカ英語のスラングで、「my thing(私の得意なこと/好きなこと)」と同じような意味合いです。
  • 使い方:
    • カジュアルな会話の中で、自分の好きなものや得意分野を軽快に表現する際に用います。
    • 現代では同様の意味で「That’s my jam」や「That’s my thing」と言う場合も多いですが、「my bag」もニュアンスが近いです。
  • 注意:
    • 語感が古めかしく、現在ではあまり頻繁に聞かれない表現かもしれません。
    • 同じように聞こえる「my bad(私のミス)」とは全く意味が違うので、混同しないように注意してください。

スキット

[Scene: 友人同士の会話]
Friend A: There’s a local cooking class teaching Italian cuisine. Want to join me?
Friend B: Italian food? That’s totally my bag! I’m in.
Friend A: Awesome. Let’s sign up right away.
A: 近所でイタリア料理を教える料理教室があるんだけど、一緒に行かない?
B: イタリアン?それって私の得意分野だよ!行く行く!
A: いいね、すぐに申し込みしよう。

[Scene: 大学のサークル勧誘ブース]
Club Representative:
We focus on environmental activism. We organize beach cleanups and awareness campaigns.
Student: That sounds like my bag. I’ve always been into sustainability.
Club Representative: Great! Here’s our sign-up sheet.
サークル代表: 私たちのサークルは環境保護活動に力を入れています。ビーチの清掃や啓発キャンペーンなどをやっているんですよ。
学生: それは僕の好きな分野です。昔から持続可能性に興味があったんです。
サークル代表: 素晴らしい!こちらが登録用紙です。

例文

I love jazz music—it’s really my bag.
私はジャズが大好きなんです。本当に自分にぴったりなんですよ。

Volunteering at the animal shelter is my bag—I enjoy helping animals.
動物保護施設でのボランティアは私が得意とすることです。動物を助けるのが好きなんです。

I’m not much into sports, but art museums are definitely my bag.
スポーツにはあまり興味がないけれど、美術館は私が大好きな場所です。

🎞️Bosch: Legacy Season 2 Episode 10より

It’s not my bag.
俺には向かない。

*地方検事の仕事を手伝うのかと尋ねられて