TOEICテストに慣れるためにも、また、現時点でのあなたの実力を知るためにも、実際のテストに触れるのはとても重要です。ここでは、問題集からアプリ、動画まで、TOEICテストに慣れるために使える素材を紹介します。

公式TOEIC問題集

公式の問題集にチャレンジすることをまずはお勧めします。ETS(TOEICやTOEFLなどのテストプログラムを開発している機関)が本番のテストと同じプロセスで作った問題ですし、公式スピーカーによるリスニング音声なので、ほぼ本番のTOEICテストを体験できます。なお、繰り返し受けるなら、付属のマークシートをコピーしておくと良いです。

TOEIC模試 その1

解いた後に、問題のポイントをしっかり学習したい方にお勧めするのが下記の問題集です。模試3回分の解説をすべて動画で見ることができ、講義を受けている感覚で学習に取り組むことができます。また、自動採点サイトを利用可能なので、解答を入力すると自動で結果を表示できます。なお、紙版と電子書籍と両方ありますので、お好みでお選び下さい。

TOEIC模試 その2

もしリスニングかリーディングのどちらかに苦手意識があり、集中的に学習したい場合は、下記をお勧めします。それぞれ5回分の模試を収録しています。こちらも紙版と電子書籍と両方ありますので、お好みでお選び下さい。

AI英語教材abceed(エービーシード)

スキマ時間にちょちょっとTOEICの問題に取り組めます。すべての教材・機能を3日間無料で試せますので、興味のある方はまず無料でお試し下さい。

AI英語教材abceed(エービーシード)

abceed

アプリを立ち上げると、いくつかの問題を解くことでListeningとReadingの予測スコア(予測スコア誤差は6%!!だそうです)が表示されます。

学習は”おすすめの問題”から。PARTを選べ、abceedに収録された教材20,000問の中から、難易度や習得状況などを踏まえて、あなたに最適な問題をAIが選定し、出題してくれます。教材が元になっているので、解説も充実しており、着実にTOEICの実力を伸ばせます。

abceed-3

ホーム画面を下にスクロールすると、解いた問題の一覧を確認できます。PART1とPART2は5問セット、PART3とPART4は3問セットですね。これぐらいの単位で出題されますので、ちょっとしたスキマ時間でも学習できますよね。出題元の教材名も記載されていますが、AIが勝手に教材を選んで出題してくれますので、あまり意識しません。問題の解説を読む際に、問題ごとに解説の雰囲気が違うなぁぐらいですね(笑)

abceed-2

問題を解くたびに予測スコアが上下しますし、毎日学習すれば、毎日の予測スコアの推移も確認できますので、学習の効果を実感しながら続けることができます。

また、PARTごとの評価も表示され、あなたが強いPART、弱いPARTを確認できますので、TOEICの目標点数に応じて、強いPARTをもっと強くするのか、弱いPARTを克服するのか、あなたなりの戦略も立てられるでしょう。

教材を何冊も買うなら、月額 ¥1,000のabceed Unlimitedに入るべき

このプランに入ることで、全教材が使い放題(全教材からAIが出題してくれる、もちろん教材ごとに学習することも可能)です。予測スコア機能や、AIによるあなたに最適な問題のレコメンド機能が使え、より効果的に学習できます。従って、教材を1つ1つ買うぐらいなら、有料プランに入っても元が取れるでしょう。例えば、5,000円分の教材を買うぐらいなら、5ヶ月間だけ加入して、集中的に学習するのもアリです。
一方で、無料もしくは、より安いプランだと、アプリ内で教材を購入する必要がありますので、コスパ的にイマイチな気がします。

YouTube

下記はタイのチャンネルのようですが、TOEICテストが動画で流れます。ちょくちょく広告が出るのが難点ですが。。。上記の問題集購入時、もしくは、インターネットで検索すればマークシートのPDFファイルを入手できますので、動画を聞きながら/見ながら、TOIECテストに無料でチャレンジできます。

https://www.youtube.com/watch?v=bUBPlKpOilE&t=4043s

リスニングテストの動画再生速度を調整する

リスニングテストの再生速度を調整すると以下のメリットがあります。

スピーカーのスピードに付いて行けない方

再生速度を遅くして、リスニングテストを受けてみましょう。まずはゆっくりスピードでテストに慣れて、徐々にスピードを上げて行けば良いです。

スピーカーのスピードに何とか付いて行ける方

再生速度を速くして、リスニングテストを受けてみましょう。速いスピードに慣れておくと、本番のリスニングテストの時、スピーカーがゆっくり丁寧に話してくれていると感じるようになり、余裕が出来ます。

調整方法1:YouTubeの設定から再生速度を調整する

YouTube再生時に表示される歯車マークの設定から、再生速度を0.25刻みで調整できます。少々刻みが荒いので、再生速度0.75だと遅すぎる、再生速度1.25だと早すぎる、という方は下記の調整方法2をお勧めします。

調整方法2:Google Chromeの拡張機能を使う

ブラウザにGoogle Chromeをお使いの方は、拡張機能”Video Speed Controller”を使うことで、0.1刻みで再生速度を調整できます。

拡張機能を追加した後にYouTube動画を再生すると、左上にうっすらと数字が表示されます。そこにマウスを合わせると再生速度を調整するためのコントローラーが表示され、+を押すと0.1刻みで速くでき、-を押すと、0.1刻みで遅くできます。キーボードの「D」と「S」をそれぞれ押しても、同じことができます。

Google Chrome拡張機能 Video Speed Controller

なお、この拡張機能はHulu再生時にも有効ですので、海外ドラマのセリフをゆっくり聞きたいとか、忙しいので時短で映画を楽しみたいといった場合にも活用できます。